シーズーは、中国原産のペキニーズとチベット原産のラサ・アプソの交配で誕生した犬種だと言われています。


シーズーの名前は、古代中国で空想上の霊獣とされていた獅子からきており、その中国語の発音に由来していると言われています。
古代中国で獅子は、神様の使者として神聖に尊ばれていましたので、その容姿が似ているシーズーは、皇帝や貴族の愛玩犬として大切に飼育されていました。
シーズーは、古くから愛玩犬として可愛がられていた小型の犬種ですので、とても人懐っこく賢いため、しつけもしやすく飼いやすい犬種だと言われています。





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シーズーの皮膚病の症状


 

シーズーは、アレルギー体質の場合も多く、長毛種で皮脂も多いため、皮膚病に罹りやすい犬種です。

 

アレルギーは、空気中に浮遊する花粉やカビ、埃や塵などのハウスダストを呼吸によって体内に取り込んでしまう事で起こります。

 

また、草花、金属、化学繊維などへの接触や、鶏肉や牛肉、大豆や小麦などの特定の食品を摂取した後に起こる場合もあります。

 

いずれの場合も強い痒みが生じるため、痒い部分を足で引っ掻いたり、噛んだりする事を繰り返すようになります。

 

皮膚の常在細菌に感染して起こる膿皮症は、夏場の発症が多い傾向にあり、局所的に痒みを伴う発赤が見られるようになります。

 

痒い部分を何度も引っ掻いたり、噛んだりする事で脱毛が起こったり、皮膚が黒ずんで色素沈着を起こす場合もあります。

 

皮脂の分泌が極端に多くなる脂漏症に罹ると、体がべたべたと脂っぽくなり、徐々に体臭が強くなっていきます。

 

細菌の二次感染を起こすと、皮膚が赤く腫れたり化膿して膿が出る膿皮症に発展する場合もあります。

 

カビ(真菌、マラセチア)による感染症に罹ると、赤い発疹や円形状の脱毛が見られるようになり、徐々に脱毛した部分が大きく広がっていきます。

 

患部を触った手足で他の場所を触ると、他の場所にも感染が広がり、同じような円形状の脱毛が見られるようになります。

 

犬の場合はほとんどは痒みが出ない場合も多いですが、皮膚に違和感を感じて引っ掻いたり噛んだりするようになる場合もあります。

 

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シーズーの全身は長い毛で覆われていますので、湿度が高くなる梅雨の時期や夏場は、皮膚の通気性や放熱性を良くするために、毛を短くカットした方が良いと言われています。
じめじめと湿度が高く蒸し暑い時期は、細菌や寄生虫の繁殖が活発になりますので、皮膚の感染症にかかりやすくなります。
また、皮膚に皮脂や古い角質などの汚れが多く溜まっていると、細菌や寄生虫が寄生しやすくなりますので、皮膚病の予防には、日頃から体を清潔に保つ事が大切になります。